ケアリーバーとは

児童養護施設や里親など(care/保護)から離れた人(leaver)という意味で、社会的養護の経験者。の事です。

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児童養護施設にいる子どもたちは、原則18歳(最長22歳)で退所を求められます。

2020年度の大学進学率が過去最高の54.4%に達した現状に対し、児童養護施設出身者の進学率は約15%程度です。その理由として経済的な問題だけでなく、身近に「大学を卒業して希望の職に就く」という模範となる人物がいないため、大学進学を思い描けない子どもも少なくないようです。又、無事に奨学金を借りて大学に進学しても家賃や生活費の負担の重さから途中で退学し、奨学金などの借金だけが残る。という事もあり、施設によっては進学を勧めないケースも少なくないようです。

低い大学進学率

進学せずに就職する場合も色々と問題が出てきます。一般的な非正規雇用率が約29%に対して、児童養護施設出身者の非正規雇用率は約47%と高くなっています。又、3年以内に離職する割合は80%というデータもあります。その理由として、明確な目標や夢や知識もないまま施設を出なくてはいけなくなり、とりあえず就職する。という状況です。そしてそのとりあえずでみつかる仕事は非正規雇用が多く、長く続けられる仕事に出会える可能性も低いのです。

一方で、一度就職すると辞めるとお金に困るため、パワハラを受けても我慢して仕事を続け、精神的にまいってしまうという事も少なくありません。

パワハラを受けても辞められない

他にも退所後の悩みとして、これまで相談していた施設の職員もいなくなり、他に相談できる人もおらず孤独感や孤立感を感じたり、賃貸契約をする時の保証人がいなかったり。結婚して子供が産まれても、親に愛されたことがなかったため、愛し方がわからず虐待してしまうこともあるのです。

契約・子育てわからないことだらけ