新型うつ病
最近、雑誌やニュースで「新型うつ病」という言葉を見聞きする機会が多くなったのではないでしょうか?これはマスコミ用語で、精神医学的に十分な検討がなされていないもので医学的に明確な定義があるものではありません。人によって症状が様々で、周囲からは怠けているように見えたり、ただのさぼりだと思われたりすることが多いです。
では、新型うつ病とよばれるものにはどういった特徴があるのでしょう。
1、若年層に多くみられる。
2、「上司が悪い」、「先生が悪い」、「会社が悪い」と他罰的である。
3、自ら「私はうつです。」と会社に申し出たり、休養を主張したり。とストレッサーに対して回避的な行動を積極的に取ろうとする。
4、平日は落ち込むが、休日は元気。というように、ストレッサーではない活動(趣味・旅行・遊び)等の場合は症状が治まり活発になる。
5、過食や過眠。
6、自尊心が強く、自己愛性、自己中心的。
などがあります。では新型うつ病の治療はどうしたらいいのでしょう。
新型うつ病は様々な症状がある為、目先の症状により多くの薬を服用し、症状が病気によるもなのか薬の副作用によるものなのかが分からなくなるような事も起きています。
丁寧に話を聞き適切な診断と治療が必要になります。
何かきっかけとなる出来事に心理的に反応し、症状がでる重度のストレス反応や、歪んだ認知のために適応できず支障をきたしているようなこれらのケースに対して薬物療法だけでは解決出来ません。精神療法を取り入れ、認知の歪みを修正したり、現実的に状況を改善する事。などが必要となります。


