そもそもストレスとは何なのでしょう

「ストレス」という言葉は、日常的によく耳にするし使う事も多いかと思います。

ではそもそもストレスとはどういうものなのでしょう。

ストレスはもともとは機械工学の用語で、物体の外側からかけられた圧力によって歪みが生じた状態をいい、その歪ませる要因をストレッサーといいます。

心理学におけるストレスとは「身体的・精神的な安定に影響を与えるような出来事の総称」であり、ストレッサーに対する抵抗の結果として現れるものをストレス反応といいます。

人間の精神状態を風船に例えると、ストレスのない状態では歪みや凹みのない状態ですが、風船を指(ストレッサー)でおさえると、圧力を受けた部分が歪んだり凹んだりします。しかし人間の精神は風船のように弾力性があるので、ストレスのない状態に戻ろうとする機能があります。このストレッサーに抵抗して元の安定した状態に戻ろうとする作用がストレス反応です。

ストレスの原因になるストレッサーには

  • 物理的ストレッサー・・・・・暑さ、寒さ、混雑、騒音、放射線など
  • 科学的ストレッサー・・・・・薬物、公害物質、一酸化炭素、酸素欠乏・過剰など
  • 心理・社会的ストレッサー・・人間関係や家庭、仕事などでの怒り、緊張、不安、喪失など

があります。

ストレッサーによって引き起こされるストレス反応には

  • 心理面・・・・・活気の低下、イライラ、不安、抑うつ(気分の落ち込み、興味・関心の低下)など
  • 身体面・・・・・体の節々の痛み、頭痛、肩こり、腰痛、目の疲れ、動悸、息切れ、胃痛、食欲低下、便秘、下痢、不眠など
  • 行動面・・・・・飲酒量、喫煙量の増加、仕事でのミスの増加など

があります。

ここまでストレスについて説明してきましたが。ではストレスとは悪いものなのでしょうか。。。

結論から言うと「良いストレス」というものも存在しますし、その人によってストレスに対する反応は大きく変わります。

まず人はストレスを受けると一時的に抵抗力が低下します。その後反転して機能を増大させることによってストレスに対処しようとします。この防御反応は生体を活性化し、ある場合には結果的にストレスがプラスの効果をもたらすことにもなるのです。

このようにストレスは、常に悪いものとも限らず、場合によっては良い刺激にもなるのです。また、同じストレス刺激でもその程度、強さの差、さらには受け手側の生体条件の差によって良いストレ

スにも悪いストレスにもなり得るのです。

仕事や新しい事に挑戦する時を例にあげると

ある人にとっては心の大きな負担となり落ち込むことがあっても、別の人にとっては逆にそれが良い目標となり、励みになることもあるのです。

人は、「ストレスのない生活をしたい」と思いがちです。しかし、ストレスを全くなくすと、思考に支障をきたす、無力感や虚無感にとらわれる、他人に洗脳されやすくなる、幻聴や幻覚があらわれる。などの症状が出てしまいます。

生活の中で全くストレスをなくすことはできませんし、もしなくなると先に書いたような状態に陥ってしまいます。したがって、ストレスとどう付き合うか。が重要となってくるのではないでしょうか。

そのためには、自分のストレスに気づき、対処する方法。こころの持ち方。などを知ることが必要になってきます。その方法を私達と一緒に考えていきませんか?そして、ある程度のストレスは生きる活力・原動力に変えていきましょう!